Day84

おはようございます。

今日のデイリーマインドセットは、「こだわりを捨てる」です。

こだわりというのは、私たちの生活や仕事において大切です。

こだわりが強いことが、何かを始める原動力になったりもします。

そして、それが高い品質を求め、他人と差別化を図るためのエッセンスとなることはよくある話です。

しかし、時にはそのこだわりが進行を遅らせ、スピード感を損なわせる場合があるんですね。

例えば、初めて動画コンテンツを仕組みに取り組むとき、たくさんのこだわりを抱えてしまいがちです。

私自身もそうでした。

動画の品質、撮影場所、機材といったさまざまな要素にこだわりを持ち、それが良い結果をもたらすと信じていました。

しかし、それが結果としてビジネスの進行を遅くし、さらには無駄なコストを発生させてしまう原因となりました。

その時に理解したことは、動画マーケティングの本質は、高いクオリティや完璧なロケーション、高価な機材ではないということです。

大切なのは、私たちが伝えたいメッセージがどのように語られ、ターゲットとなる人々にどのように届けられるかです。

つまり、こだわるべきポイントはそこにあるのです。

それにも関わらず、私たちは動画の品質を上げるために多大な時間と資源を割くことがよくあります。

しかし、その労力は本当に必要なのでしょうか?

私の経験から言えば、そのタイミングはもっと後の段階で、すでに一定の認知度を確立し、より大きな市場へと視野を広げるときであると感じています。

例えば「中小企業の社長向けのマーケティング」や「ウエストが90センチ以上の人向けのダイエット」など、具体的なターゲットに向けてビジネスを展開している間は、動画のクオリティはそれほど高くなくても大丈夫なのです。

その段階では、言葉やメッセージの方が遥かに重要なのです。

なので、こういったビジネスを始めるときには、あまりにも多くのこだわりを持つのではなく、むしろそれを捨て、スピーディーに行動に移すことをおすすめします。

なんなら、動画マーケティングであれば、スマホで撮影したシンプルな動画から始めてみてください。

それがターゲットとなる人々にどのように響くのか、その反応を見てみてください。

そして、その結果を元に、次のステップへと進むべきポイントにこだわりを持つことができます。

また、コピーライティングでも同じことが言えます。完成度を100%にしようとすると、リリースが遅れてしまいます。

しかし、50%の完成度でリリースし、ユーザーの反応を見てから改善を進める方が、効率的であることが多いです。

ビジネスを進める上で大切なのは、始めることです。

そして、その後の改善の過程でこだわりを持つことです。

無駄なこだわりは捨てて、まずは初めてしまうことが大切です。

私たちの行動を阻害する無駄なこだわりを捨てて、まずは一歩を踏み出してみましょう。

そして、始めてみることで見えてくる本当に大切なこだわりを後から見つけてください。

それでは、今日のデイリーマインドセットは「こだわりを捨てる」でした。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

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