おはようございます
今日の出入りマインドセットは「既にある市場で勝負する」です
新たな市場で勝負したい!と思う方もいると思うんですが、基本的には既存の市場で勝負した方がビジネスの成功率が上がるという話をしていきたいと思います。
ビジネスにおいて「先行者利益」は、既存の市場で早く動くことの利点を指す言葉です。
最初に市場に参入し、ブランドや製品を広めることで先行者となれば、その後参入する競争相手と比べて優位に立つことができます。
これは”ブルーオーシャン戦略”とも呼ばれ、競争のない全く新しい市場を創出し、その市場を独占することを目指す戦略です。
新たな市場を創出するという考え方は間違いではありません。
しかし、それは時間もコストも必要になってくるもので、さらにいうと、成功する保証もありません。
具体的な例を挙げると、昆虫食という新たな市場があります。
昆虫は栄養価が高く、食料危機への対策として注目されています。
しかし、昆虫を食べる文化はまだ一部の国や地域に限られています。
それでも、将来的には昆虫がスーパーマーケットの棚を飾る日が来るかもしれません。
しかし、そのような新しい市場を作ってし、利益を得るまでには、少なくとも15年以上はかかると言われています。
そのため、私たちいち起業家は新たな市場を開拓しに行くのではなく、「既にある市場で勝負をする」ことがより実践的な戦略となります。
自分が提供する商品やサービスがどの市場に属するのかを理解し、その市場内での競争を有利に進めるための戦略を練った方が断然成功率が上がります。
例えば、あなたがやりたいと思っているビジネスが、一見新たな市場を目指しているように見えたとしても、それが実は既存の市場の新しい部分を拡大し、進化させるものであると気づくことがあります。
その場合、あなたのやりたいことを微調整して既存の市場に合わせ、その市場で競争することが、より早く結果を出すための賢明な選択になります。
自分がどの市場で戦っているのか、どの市場に自分の商品やサービスが属しているのかを再確認し、それを元に戦略を練ることで、市場競争に勝つ確率を高めることができていきます。
私たちが目指すべきは、「既にある市場で勝負をする」ことです。
今日はあなたのやりたいビジネスが、どの市場なのか、一旦確認してみてくださいね。
それでは、今日のデイリーマインドセットは「既にある市場で勝負する」でした。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。