おはようございます
今日のデイリーマインドセットは
「動詞を使ってダイナミックに生きる」です。
ちょっと今日は概念的な話になります。
私たちが世界を理解するためには言葉が必要です。
しかし、言葉は固定化された概念を作り出してしまいます。
自己認識においても、私たちは自分自身を「私はこういう人間だ」とラベル付けし、固定化しようとする傾向があります。
しかし、私たちは常に変化し続けている生命体なんです。
私たちが過去にどうであったかは、現在や未来がどうであるべきかを決定するものではありません。
ここで量子力学の観点を取り入れてみます。
量子力学は物質の世界が本質的には不確定性と可能性に満ちていることを示しています。
粒子は一箇所に確定的に存在するのではなく、様々な状態の「重ね合わせ」にあり、観測されるまでその状態は確定しないとされています。
私なりの解釈になってしまうのですが、
私たちの体でさえ、常に入れ替わっていて、粒子が変化し続けて、体に見えているだけなんですね。
つまり、私たち自身もまた、固定化された「私」ではなく、常にたくさんの可能性があり、変化している存在なんです。
なので、自分自身を「動詞」として捉え、自分が「〜している人間」であると捉えることで、自分のアイデンティティを固定化することなく、ダイナミックに生きることが可能になります。
例えば、「私は勇敢だ」という固定的な自己認識よりも、「私は勇敢に挑戦している」という動的な自己認識の方が、自分自身の変化と成長に対する開放性と柔軟性を高めるでしょう。
今日のアクションステップとしては、自分自身のラベルを見直し、それを動詞に変換することを試してみてください。
例えば、「私はリーダーだ」を「私はリーダーシップを発揮している」に、「私は学者だ」を「私は学び続けている」に変えてみてください。
そうすることで、自分自身が固定的な存在ではなく、ダイナミックに変化し続ける存在であることを実感するでしょう。
常に動き、変化し、成長することで、生命力を最大限に引き出しましょう。
それが「動詞を使てダイナミックに生きる」の本質です。
この視点はビジネスにも役立ちます。
ビジネス環境もまた、常に変化しています。
したがって、ビジネスの成功者は自分や自分のビジネスを固定化することなく、ダイナミックに対応し続ける能力が求められます。
「私の会社はこれを売っている」という視点ではなく、「私の会社は顧客のニーズを満たし続けている」という視点を持つことで、変化に対応し、成長し続けることが可能となります。
量子力学が示すように、可能性は無限大です。
私たちは何者にもなり得ますし、何を達成することも可能です。
しかし、その可能性を実現するためには、私たち自身がその可能性を認識し、開放し、それに向かって行動を起こすことが必要です。
だからこそ、今日は自分自身の可能性を見つめ、その中から一つの可能性を選んで、それに向かって行動を起こしてみてください。
「私は可能性に満ちた生命体で、ダイナミックに生きることができる」という認識を持つことで、自分自身と世界への視野が広がり、より豊かな経験と成長を達成することができるでしょう。
それでは、今日も一日、ダイナミックに生きて、自分の可能性を最大限に引き出し、成長し続けていきましょう。
今日のデイリーマインドセットは「動詞を使ってダイナミックに生きる」でした。
それでは今日も素晴らしい1日をお過ごしください。